姿勢を良くするコツ!
2016年6月11日
姿勢を良くするコツは色々ありますが、一番大切な事をお話しします。
まず足を肩幅に開き、できだけ良い姿勢でしっかり立ってみましょう。
その時あなたの重心バランスはどうなっていますか?
具体的に言うと、足の裏のどこに体の重みがかかっているかという事です!
つま先から踵〔かかと〕の間は、土踏まずという場所になりますが、それより後ろに体重が乗っている人は、すでに猫背になっているか、もしくは近い将来猫背になる人でしょう。
逆に土踏まずより、前に体重が乗っている人は姿勢が良いと思います。
良い姿勢を維持する為の理想的な重心ポイント〔体重が乗っている場所〕は、足裏の真ん中〔土踏まず〕と足先の間にあります。
足の指の付け根から、5cmぐらい踵よりの位置になります。
この位置に重心バランスをおくと、若干前かがみ気味の姿勢になりますが、頭のてっぺんを引っ張られる感じで目線を上げると理想的な姿勢になります。
ありがちな間違いですが、猫背にならない様に胸を張りなさいなど言われ、踵に重心が乗っている状態で胸を張ると‥
そり腰という、腰にストレスのかかる姿勢になります。見せかけの良い姿勢は身体にダメージを与えるだけで、何の意味もありません。
残念な事に、理にかなっていない姿勢は長い時間姿勢を維持する事も出来ません。
学生の時に体育の授業で、気をつけ・休めの姿勢をされた記憶があると思いますが、
気をつけの姿勢は、理想的な重心ポイントに体重が乗り、休めの姿勢では片方の足を前に出しますが、両足共に踵に体重が乗っています。
日常生活の中で、姿勢の重心位置を意識するだけで重力に逆らう筋肉、姿勢を維持する筋肉(抗重力筋)のトレーニングができるとしたら、こんなに楽な運動はありません。
是非とも氣をつけの姿勢で、身体じゅうに氣をつけて頂き、元気になりましょう(^-^)/