身体に良い歩行とは?
2017年1月18日
当院では、健康の基本として歩行指導を徹底して行なっています。
一般的な歩行指導では、一本の線を真っ直ぐに、足首を使い地面を蹴って‥など一定の正常という基準があります。
それに当てはまらなければ、ここがダメ・ここもダメと、改善する為の指導が行われます。
意識する事は とても大切ですが、継続して実行する事は、思いのほか大変です。
それは、バランスの崩れた歩行は、痛みや症状のある方が、痛みを回避する為だったり、これ以上の悪化を防ぐ歩行だからです。
また症状が無くても、バランスの崩れた歩行をされている人も沢山いらっしゃいます。〔※未病〕
脳は身体も守る為に、バランス崩れた歩行を苦肉の策として、選択しています。
要するに歪んでる歩行こそが、その人にとってベストな歩行とも言えます。
ですので、いきなり意識して歩き方を変えると、その行為自体がストレスになり、痛みが強くなる可能性があります。
その様な事を頭に入れて、無理をせず時間をかけて正しい歩行を意識されると、良い結果に繋がります。
お話の続きは次回に‥ (^O^)/
※未病とは・・・症状は出ていないが明らかに身体に問題が起きている状態