足を組む事は良いこと?
2017年8月1日
足を組むと骨盤がズレる!
よく耳にする話ですが、本当のところどうなんでしょう?
確かに足を組むと骨盤は捻れます。
しかし、そもそも何故組みたくなるのでしょう。
それには、明確な理由が存在します。
要するに足を組まなければいけない理由があるからです!
1.筋肉に疲労が生じ、座っている姿勢を保持出来なくなる。
2.血管の圧迫を解放し血流を確保するため。
3.腰椎から出ている抹消神経の圧迫を解放するため。
4.腰椎の中を通る脊柱管の狭窄を解放し、脳脊髄液の循環を確保するため。
など‥理由をあげることができます。
だとすれば、足を組む事によって身体にとって起こるマイナスの要素は無いと言えます。
例えば正座をしていて足が痛くなった時、身体を捻ったり前後に揺らしたりされますよね。
それにより足のシビレを防いでいるわけです。
理屈は一緒です!
足を組むことは決して悪い事ではありません。
イスに腰掛ける時間が長く、足を組みたくなった時は、組んだ方が身体にとってはプラスに作用します。
足を組むと身体に悪いと聞いたからと言って、無理に組まない様にしない事をお勧めします。
お勧めする一番良い方法は、組みたくなった時に立ち上がったり横になったり姿勢を変える事です。
身体が姿勢を保持する限界を教えてくれていると考えれば、身体の声に従い行動する事が最良と言えます。
最後に、身体の運動機能が良好な方は足を組みたいと思いません。
何故なら、組む必要が無いからです。
そういった身体を目指しましょうね(^-^)v