使い捨てカイロの貼り方!
2017年1月20日
寒い日が続きますね ^_^
最近、腰や肩や足にカイロを貼っている方が非常に多いです。
ヘソの下や 首の付け根 腰の下など 身体に有効なツボを温めると症状を改善したり、予防ができます。
最近のカイロは とても便利で、ぺったり貼り付けると、はがすまでしっかりと外れず温めてくれます。
しかし、四六時中カイロを体中に貼っていると、予想外のマイナス作用が生じます。
まず、自ら体温を作る産熱作用が低下します。
人の身体はとても良く出来ていて、身体が冷えると寒気が起き、ガクガク震える事で身体の中から体温を維持する熱を起こします。
この機能が低下する事で、体温が低下する可能性が高まります。
さらに、同じ場所に長時間 熱が生じる事で、脳はその場所を冷す作用を起こします。
ワンシーズン、毎日の様に同じ所にカイロを貼り続けた人の皮膚は、どす黒く変色しています。
本来なら血行を良くしているのだから、ピンク色の肌をしていてもおかしく無いはずなんですが‥
要するに、『過ぎたるは及ばざるがごとし』と言う事です!
決して、カイロを使う事が悪いのではなく、要は使い方が大切と言う事です。
寒い外に出かける場合は問題無いと思いますが、室内での使用は注意して下さい。
昔は、貼るタイプのカイロがなく、破れたストッキングなんかに入れて胴回りに巻いていた時代がありました。
案外その方が、一箇所に固定されずくるくる回るほうが良いのかもしれませんね。(^^)
まだまだ寒い日が続きますが、身体にとってプラスに働く様に使用して下さいね (^O^)/
※ ツボを温熱で刺激するのなら、15分間ぐらいまでに抑える事をお勧めします。『及ばざるは過ぎたるより勝れり』ですよ!(^-^)
身体が良くなる歩く量!
2017年1月19日
身体に良い歩き方!の続きです。
バランスの崩れた歩行は、身体を守る為に起きている!歪んでる歩行が身体にとって良い歩き方!
っと言う、ややこしいお話をしましたが、そうなのであれば、意識して変えない方が良いのでは‥と思いますよね!
痛めてすぐの方は、歪んでる歩行のまま続けて下さい。または、歩かない方が良いです。
当たり前の事ですが、安静が必要です。
しかし痛みが、3ヶ月以上続く様な慢性の症状の場合は、正常に戻す努力が必要です。
また、症状は無いが明らかに歪んでる歩き方をしている方は、近い将来何らかの身体トラブルが出てくる可能性があります。
何故かと言うと、そのままの状態では運動機能の低下は避けられないからです。
歩く能力を高齢になっても維持する為には、歩く習慣は不可欠です。
正しく歩く習慣こそが、身体を守ってくれます。
そこでリスクを抑え、確実に改善する歩行量は‥
答えは‥ほどほどに歩くと言う事です!
わかりやすく言うと、時間や距離にこだわらず、少ない時間や短い距離を繰り返し行う事が重要です。
人の集中力は長時間持ちません。意識して正しく歩こうと思っても体力が無ければ不可能です。
たとえば 5分間でも6回行うと30分になります。
100mの距離を朝・昼・夕方など、10回に分けて歩きに行けば1kmになります。
1万歩 ・1時間・大股で歩く・早歩きで など、身体の状態を無視し、決めた目標を達成しようと頑張ると、良い結果を得ることは出来ません。
たとえ少ない時間や短い距離でも、積み重ねる事で良い結果に繋がります。
その日の体調に合わせて運動量を調整し、物足りないぐらいの量でおさえると確実に良い方向に変化しますので、ぜひ試してみて下さいね (^O^)/
継続は力なりです!
身体に良い歩行とは?
2017年1月18日
当院では、健康の基本として歩行指導を徹底して行なっています。
一般的な歩行指導では、一本の線を真っ直ぐに、足首を使い地面を蹴って‥など一定の正常という基準があります。
それに当てはまらなければ、ここがダメ・ここもダメと、改善する為の指導が行われます。
意識する事は とても大切ですが、継続して実行する事は、思いのほか大変です。
それは、バランスの崩れた歩行は、痛みや症状のある方が、痛みを回避する為だったり、これ以上の悪化を防ぐ歩行だからです。
また症状が無くても、バランスの崩れた歩行をされている人も沢山いらっしゃいます。〔※未病〕
脳は身体も守る為に、バランス崩れた歩行を苦肉の策として、選択しています。
要するに歪んでる歩行こそが、その人にとってベストな歩行とも言えます。
ですので、いきなり意識して歩き方を変えると、その行為自体がストレスになり、痛みが強くなる可能性があります。
その様な事を頭に入れて、無理をせず時間をかけて正しい歩行を意識されると、良い結果に繋がります。
お話の続きは次回に‥ (^O^)/
※未病とは・・・症状は出ていないが明らかに身体に問題が起きている状態