姿勢について【パート2】
2016年4月7日
パート1の続きです!
姿勢のコントロールシステムに異常が生じた状態が続くと、歪んでいる姿勢を正常と認識しアンバランスな身体の動きが習慣化されます。
その結果、運動器障害と言われる筋肉や関節の痛みや変形、機能不全といった問題が生じます。
私たち人間の脳は生命維持のためのセキュリティ機能を備えています。痛みを察知したとき私たちの体は動きを抑制します。この抑制された動きを悪弊〔あくへき〕といいます。
この悪弊は、大脳の前頭前野と言われる場所に記憶されます。
姿勢を正常にコントロールするには、脳幹と小脳からの不随意運動〔無意識〕と大脳に記憶されている随意運動〔意識〕の2つの調整が必要になります。
痛みはもちろん、姿勢が問題で生じているあらゆる症状や猫背・O脚などの変形も、上記の調整が改善されなければ、どんな矯正をしてもどんな運動をされても、脳の反射によって何度でも繰り返されてしまいます。
姿勢を改善するという事は、脳の機能を活発にすると言う事で、健康になる為のポイントになります!
是非とも、こだわりたい所ですね (^-^)/