病は氣から
2016年5月14日
病は氣から
この言葉をよく耳にしますが、氣って・・?
分かる様な、分からない様な‥ そこで今回は氣についてお話します。
この氣という言葉は、心を表現する時によく使われます。やる気・気配り・気遣い・気持ちなどです。また元気・病気といった健康に対しての言葉としても使われます。
そこで、辞書で氣を調べてみると、人の生まれ持った心の傾向(性格・性質)や環境によって引き起こされる心の動き(意欲・関心・情緒・意識・配慮)のことを氣と表していると書かれています。
東洋医学的見方で氣を論じると、万物全てのものは氣によって構成されており、天地の始まりから万物の生成、人の生命現象に至るまで気の変化によるものと考えられています。
即ち、東洋医学では氣とは人体において『活動力の根源』と言われています。
氣は大きく2つに分けられ、その1つは両親から受け継がれるもので『先天の氣』、別名『原氣(元氣)』といい、もう1つは生後外界から取り入れられるもので『後天の氣』といい、この2つが1つになり全身(経絡)を循環すると言われています。
氣とは、体を構成している単位の一番小さい細胞そのものと、その中に存在するエネルギーの事となります。
氣の存在している細胞に問題が生じている事を病気と言い、我慢・怒り・悲しみや不安・恐怖などの心の状態が、氣の流れを滞らせ細胞・組織・器官・臓器などの変性をつくり、病気となるのです。
身体の中のエネルギーが氣であり、エネルギーを動かす力が心! つまり氣とは意識なのです!
『病は氣から』とは、
『病気になる一番の原因は、心に存在するマイナスの感情だ』と言うことを賢人は伝えているのです。
そこで、氣の流れをプラスに働かす方法はと言うと、
謙虚な気持ちで体の声を聞き、痛み・不調のある現在の自分を受け入れ、何事にも感謝し、改善すべきところは改善し、継続的な自己努力を行い、自分自身でプラスの氣の流れ作っている自覚を持ち、希望と喜びを心に持つ事です。
言うのは簡単ですよね!
なかなか難しい事ですが、実践出来るように頑張りましょう!
詳しく聞きたい方は、直接質問して下さいね(^-^)/