筋力強化の方法論!
2016年7月16日
一般的には筋力強化をすると、運動能力が向上すると考えられています。
例えば ジャンプ力を強化したければ、スクワットで太ももからお尻の筋肉を強化したり、ふくらはぎの筋肉を強化すれば良いと考えられ
膝が痛い場合は、太ももの筋肉を強化する事で症状が改善すると言う考え方です。
しかし 運動能力の向上は、筋肉の強化ではなく運動機能の向上〔滑らかに動く〕である!と考えると方法が変わってきます。
ジャンプするタイミングや重心移動の訓練、上半身の使い方を繰り返し練習すると、身体が滑らかに動き出します。
その結果 ジャンプする為に必要な筋肉が、全身にバランスよく強化されます。
膝が痛い場合、痛くない範囲で繰り返しバランスよく膝を動かす練習をする。
例えば、椅子からの立ち座りで痛みを感じるのであれば、両手をテーブルなどに着き、身体を支えた状態でバランスよく繰り返し立ち座りを行うと、膝に負担をかけずに運動機能を向上する事ができます。
その結果、膝が安定する為に必要な筋肉が強化されます。
大切なことは筋肉を強化するのではなく、バランスよく滑らかに動く身体で繰り返しトレーニングすると、自然に必要な筋肉が全身に身につくという事です。
メジャーリーガーのイチロー選手は、筋トレは必要ないと最近メディアでよく発言されていますが、上記の様なバランス良く 滑らかに動く状態〔運動連鎖〕にこだわったトレーニングされています。
また、滑らかに動く身体があった上で、練習を本番の様に繰り返し動かす事で、無駄な筋肉を付ける事なく、実践で必要な筋肉だけを、効率よくつけておられる様に思います。
筋肉をつける! 筋肉がつく!
似ていますが、違います!
当然結果も‥
バランスの良い 筋肉が勝手についてしまう、運動習慣を身につけましょうね(^-^)/