血圧
2016年3月10日
先日、安保徹先生の講演に行きました。
とても有名なお医者様なので、ご存知の方も多いかと思いますが、白血球の自律神経支配のメカニズムを解明された、新潟大学名誉教授で免疫学の権威です。
立ち振る舞いもお人柄が表れていて、とても優しい語り口でのお話しに引き込まれてしまいました。
『キリンの血圧どれ位か知ってますか? 300mm/hgもあるんです!』
『犬の血圧は100mm/hgしかないんですよ。』
心臓と頭の位置関係で、圧を上げて血液を脳に運んでいるのです。
血圧が高いのも・低いのも、その様にならないといけない事情があってなっていると、説明されていました。
人でも、血圧が高いのは良くないから下げましょうと、降圧剤で簡単に下げる事は出来ても、血圧が高くならなければならなかった理由が改善されていなければ、血圧が下がった事によってまた違うトラブルが起きかねない訳で、血圧が高くなった原因を解決する事がとても大事な事だとお話しされていました。
同じように、腰が痛い・腰骨が変形している・膝が痛い・膝に水がたまる などの症状も、必ずそうならなければならない理由があります。
安保先生のお話は出来る限り薬に頼らず、自分自身で自然の法則に沿った健康法を実践する知識を得る、とても価値のある講義でした。
沢山の著書もございますので、ご興味のある方は是非読んでみて下さい。